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飲食店の勤務はきついから辞めとけ?! きついと言われる理由を紹介

飲食店の勤務はきついから辞めとけ?! きついと言われる理由を紹介

2023年1月5日

目次

飲食店業界は土日祝日に多忙となることが多く、働くのが「きつい」という声も多く挙がっています。またシフト制で勤務するため「友達と休みが合わない」「希望の休みが取れない」などという理由で、「今すぐやめたい」「体力的につらい」という人も少なくありません。

 

飲食業界の退職理由でも、「労働時間の長さや休日の労働がきつい」「激務のわりに給料が少なくてつらいといった心理的な理由が多くなっています。飲食業はコロナの影響を受けたこともあり、企業側からすると「従業員の希望のシフトを組みにくい」「収入を上げられない」という悩みも多くありました。

 

この記事では、飲食店業界での退職理由に挙げられる休みがないことや「きつい」「つらい」と言われる原因を紹介します。

飲食店のきついと言われる現状

飲食業は、お客に対してサービスを提供します。提供するものは軽食からデザート、ソフトドリンクなど人が口にする全てのものが対象となっています。飲食業は、レストランやバー、居酒屋やファストフードなど多岐に渡ります。どの飲食業の仕事も長時間立ち仕事となり、体力的にきついと言われています。

 

飲食店がきついと言われる現状としては、離職率の高さで明らかになっています。令和2年に厚生労働省が公表した「産業別の入職と離職」データによれば、宿泊業と飲食サービス業が 約13万人と最も多く入職しています。しかし離職者も 入職者と変わらず約13万人と1番多くなっています。入職者と離職者が同じ数だけ入れ替わりがあることが分かります。

 

飲食業界には多くの店があり、正社員やバイト・パートタイムの求人数も多くなっているため働ける場所や働き方は多岐に渡るという現状があります。しかし職場によっては、人手不足が深刻化している場合も多くシフトなどの兼ね合いで「自分の希望の日に休めなくてつらい」「週6で立ち仕事しているから腰が痛い」という人もいます。

 

厚生労働省が令和3年に公表している「就労条件総合調査の概況」によれば、1人当たりの年次有給休暇の取得状況では、宿泊業・飲食サービス業の取得率は最下位となっています。人手不足から思ったように有給が取れないことや休みがないということで、「今すぐにでもやめたい」「自分にはむいてないし、きつい」と言われる原因になっているようです。

飲食店がきついと言われる理由5選

飲食店では、立ち仕事が多かったり自分の思うような休みが取れないなど自分では融通がきかないことが多く、つらい現状になっています。しかし他にも飲食店では、きついと言われる理由があるので、以下の5つに注意して勤務する飲食店を選択しましょう。

 

・覚えることが多すぎる

・基本的に立ち仕事

・繁忙期は休めない

・店長と合わない

・給料が安い

覚えることが多すぎる

飲食業界の仕事は、覚えることが多くあります。例えばメニューや机の配置を覚えたり、料理を担当する場合には、作り方を細かく覚える必要があります。慣れるまで「自分にはむいてない」「覚えることが多く楽しくない」と考える人も多いです。

 

新人の頃はメモを取ろうにも忙しくて、メモが取れなかったり忙しい時間には満足に先輩社員から教えてもらえることができず「習うより慣れろ」という状況も職場によってはあります。

 

飲食業界は効率的に仕事を行ったり気配りをするなど、さまざまな要素が重要になるため慣れるまで「覚えることが多くつらい」「飲食店の仕事が想像以上に大変」という気持ちになる人もいます。

基本的に立ち仕事

飲食業界では休憩時間以外、基本的に立ち仕事になります。毎日の立ち仕事は、年齢問わず疲れが溜まってしまいます。体力に自信がない人や帰りには足が痛くなってしまう場合には、より一層疲労感は高まります。

 

また飲食業界では、長時間労働の場合もあるので、途中で座って休憩したいと思っても仕事をし続けなければならず、離職率の高さの理由にもなっています。

 

 飲食業界は、繁忙期には「休みがない」ことが多いです。学生の夏休みや冬休み期間になると、多くの家族連れが外食を楽しむようになり「激務で休めない」「忙しくて休憩が取れない」ということもあります。

 

また繁忙期では、いつもよりもホールスタッフやキッチンの人数を必要とするため、急な体調不良でも代わりにシフトに入れる人を見つけないと、休めないという場合もあります。

店長と合わない

働く場所で店長や他のスタッフと合わないと、仕事がやりづらいと感じる場面が出てきます。飲食業界は激務になることが多く他のスタッフとの関わり方によって、仕事の効率が変わってきます。店長やスタッフとの間柄がよくないと人間関係でも悩むことになり、仕事に行くのがつらいと感じてしまいます。

 

退職理由にも人間関係の悪さが挙げられます。店長や他のスタッフと合わないけれど、飲食業界で働きたいと考えている人は、転職も視野に入れる必要があるでしょう。

給料が安い

飲食業界では激務であるにも関わらず、給料が低いことも働き続けるのがきついと言われる理由の一つとなっています。国税庁が令和3年に公表した「民間給与実態統計調査」によると、飲食サービス業の平均月収は男性で326,500円、女性で175,100円となっています。飲食業界以外のサービス業では、男性の平均月収が393,500円、女性で237,900円となっています。

 

大変で休めず激務の割りには、給与が他の業種と比較しても低水準になっています。給料が低く仕事に対して見合わないということも、やめたいと考えて退職してしまう理由になっています。

飲食業界で働くメリット・デメリット

飲食業界は体力的にきついことや休みが取れずつらいと言われていますが、メリットはあるのでしょうか。飲食業界で勤務するメリットやデメリットをそれぞれ見ていきましょう。

飲食業界で働くメリット

飲食業界で勤務するメリットとしては、次の3つが挙げられます。

 

・頑張って長く続けていれば、お店を任せて貰える可能性がある

飲食店で働くメリットとして、体力的にきつくても続けることで、責任のある仕事を任されたり、店を任せてもらえる可能性があります。将来的に自分の店を持ちたいという人には、モチベーションの向上に繋がります。

 

・体力的にきつい時もあるが、楽しく働ける

体力的にきつい時もあるが、楽しいという声もあります。コミュニケーションを取ることや仲が良いスタッフがいれば、楽しく働けて楽しい時間が過ごせるというのが理由になっています。

 

・いろいろな人との関わりによって成長できる

人と関わるのが好きな人にとっては、人との出会いや関わりでコミュニケーション能力の向上や社会性の向上などの成長が期待できるという点もメリットです。

 

飲食業界で働くデメリット

飲食業界で働くデメリットについては、次の3つが挙げられます。

 

・体調不良で休みたい場合には、代わりの人を必ず探さなければいけない

体調不良で休みたい場合には、「代わりの人を探さないと休めない」「人手不足で休みの日だったとこも出勤をお願いされる」ということがあります。人手不足により、他の人に出勤をお願いして無理であれば体調不良でも働くしかないという場合もあります。

 

・とても大変な仕事であることを働くまで知らなかった

客観的に見て「楽しそう」という飲食業界ですが、実際に働いて見るとギャップがあります。メニューを覚えたり積極的に行動できない場合は、「精神的につらくなったり」「想像と違ってきつい」という気持ちになってしまいます。

 

・飲食業で働いて見たらむいてないことが分かった

激務であったりコミュニケーションを必要とする点でも、むいてないと感じる人が多くいます。

まとめ

この記事では、飲食業界の退職理由について紹介しました。飲食業界では人手不足が深刻化しており、体調不良でも休めないという事例もあります。働く環境次第では、飲食業で働きたいのにと考える人もいるでしょう。

 

立ち仕事という点や休みがないという点は、飲食業界であればどの店も同じです。そのため、現在勤務している環境がつらく厳しすぎる状況であれば、ほかに転職することも検討しましょう。

 

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