転職活動は「働きながら」「辞めてから」どちらが良いのか

2022年6月8日

働きながらOR辞めてから？転職活動の適したタイミングは人それぞれ

転職を決めた際に悩むポイントのひとつが、働きながら転職活動をするか、仕事を辞めてから転職活動をするか、ということではないでしょうか。
どちらの場合にもメリットとデメリットがあるため、どちらが良いとは言い切れません。

 

時間をかけてでも自分に合う転職先を見つけたい方には、働きながらの転職活動も適しています。また、すぐにでも現在の仕事を辞めたい場合には、仕事を辞めてからの転職活動を選択する方も少なくないでしょう。

状況や考え方によっても、転職活動の適したタイミングは異なります。

転職活動にかける時間や金銭状況など、幅広い要素を見極めて、自分に適したタイミングで転職活動を行いましょう。

働きながらの転職活動のメリット・デメリット

ここでは、働きながらの転職活動のメリットやデメリットをご紹介します。

メリット

働きながらの転職活動のメリットは、以下です。

 

・安定した収入の確保

・離職期間を短くできる

・活動途中で転職自体を辞める選択ができる

 

経済的に安定しているため、慌てることなく転職活動ができる点は、働きながらの転職活動の大きなメリットと言えます。金銭的に余裕が無いと、収入確保のために転職活動を慌てるケースも少なくありません。

 

また、仕事を辞めてからの転職活動と比べて、退職から内定決定までが短くなりやすいため、離職期間が短期間となることもメリットと言えるでしょう。

 

さらに、万が一転職活動をする中で、現職の良さに気付いた場合に、転職活動をすぐに中止できる点もメリットのひとつです。

デメリット

働きながらの転職活動のデメリットは、以下です。

 

・転職活動にかけられる時間が少ない

・面接のスケジュール調整が大変

・内定企業が求める入社時期に応じられない可能性がある

 

働きながらの転職活動では、休日や仕事前後のプライベートの時間を割いて転職活動を行います。そのため、仕事を辞めてからの転職活動と比べて、転職活動にかけられる時間は少ないと言えるでしょう。

 

また、面接は平日の日中に行われることが多いため、面接日時のスケジュール調整を難しいと感じる方は多いです。

 

退社交渉や引継ぎに手間取った場合など、内定企業が希望する入社時期に応じられない恐れがある点もデメリットと言えるでしょう。

仕事を辞めてからの転職活動のメリット・デメリット

続いて、仕事を辞めてからの転職活動のメリットやデメリットをご紹介します。

メリット

仕事を辞めてからの転職活動のメリットは、以下です。

 

・転職活動にかけられる時間が多い

・面接のスケジュール調整が容易

・内定企業が求める入社時期に応じられる

 

仕事を辞めてからの転職活動は、仕事に割く時間がないため、時間に余裕があり、肉体的にも負担が少ないです。そのため、働きながらの転職活動よりも、集中しやすいと言えます。

 

また、現職で大きなストレスを抱えている方は、仕事を辞めることでストレスから解放されるため、精神的にゆとりのある状態で転職活動ができる点もメリットです。

 

加えて、自由な時間が多いため面接日時の調整も容易ですし、即日入社を始め、内定企業が望む入社時期に対応できます。

デメリット

仕事を辞めてからの転職活動のデメリットは、以下です。

 

・安定収入が無いための金銭面の不安が付きまとう

・離職期間が長くなる

・転職活動期間が長引くほどストレスが大きくなる

 

仕事を辞めると収入が途絶えるため、貯金を取り崩すなど、経済的に不安定になることが、仕事を辞めてからの転職活動の大きなデメリットです。金銭的に苦しくなると、仕事内容や条件ではなく、すぐに働けることのみを優先させた転職活動となる恐れもあります。

 

転職先が決まっていない中で転職活動を開始するため、働きながらの転職活動と比べると、離職から内定決定までの期間は長くなりやすいです。

加えて、転職活動期間が長引くほど、自信が無くなったり、何ができるのかわからなくなったりなど、ストレスの増加が予想されます。

 

転職活動が長引いた場合には、転職エージェントの利用など、第三者の力を借りた転職活動も検討してみましょう。

働きながらの転職活動のやり方・コツ

ここでは、働きながらの転職活動のやり方やコツをご紹介します。

働きながらの転職活動のやり方

個人の状況によっても異なりますが、働きながらの転職活動の場合、内定までにかかる期間は3～6カ月間程度が一般的です。

 

働きながらの転職活動のやり方は、情報収集に1～2カ月程度、応募や面接等に2～3カ月程度の時間をかけましょう。

また、内定決定後も現職の退職交渉や引継ぎに1カ月程度の時間を要します。

働きながらの転職活動のコツ

働きながらの転職活動のコツは、以下です。

 

・事前に転職活動期間を決めておく

・オンライン面接を活用する

・有給休暇を活用して面接日のスケジュール調整をする

 

また、円満退社を目指す方は、現在の職場に迷惑を掛けないためにも、下記などにも配慮して転職活動を行いましょう。

 

・職場で転職活動をしない

・繁忙期を避けるなど、職場に迷惑を掛けない時期に退職時期を設定する

・引継ぎに要する期間を予測し、逆算して転職活動のスケジュールを立てる

働きながらの転職活動にはエージェント利用がおすすめ

働きながらの転職活動の負担を軽減したい方には、以下を始めとする様々な作業を代行してくれる転職エージェントの利用もおすすめです。

 

・希望条件に合う求人情報の提供

・面接時間の調整

・給与などの条件交渉

 

また、履歴書の添削や応募書類への推薦状の添付、面接対策などを実施する転職エージェントも多いため、書類選考や面接の通過率アップも期待できます。

さらに、ほとんどの転職エージェントは無料で利用可能です。

加えて、特定の業界や業種の求人情報を多数保有する特化型の転職エージェントもあります。

飲食専門のおすすめエージェント3社

最後に、飲食業界への転職を予定している方に向けて、飲食専門のおすすめエージェントを3社ご紹介します。

1．itk

非公開求人も多く、24時間相談ができる、首都圏以外の転職を予定している方にもおすすめのエージェントです。

 

基本情報
公開求人数	約12,000件
対応エリア	主に首都圏
相談実績	非公開
支店	埼玉・新潟

2．クックビズ

正社員だけでなく契約社員など、幅広い雇用形態の求人を取り扱う大手エージェントです。

 

基本情報
公開求人数	約28,000件
対応エリア	全国
相談実績	月500名程度※公式サイト引用
支店	大阪・名古屋

3．フーズラボ

非公開求人も多く、圧倒的なサポート力を誇る大手エージェントです。経験者だけでなく、飲食業界の未経験者や新卒の方も手厚いサポートを受けられます。

 

基本情報
公開求人数	約24,000件
対応エリア	全国
相談実績	20,000件以上
支店	大阪・名古屋・福岡（予定）

まとめ

転職活動を働きながらするか、辞めてからするかの選択は、それぞれの状況や考え方に合わせて選びましょう。

 

また、上記でお伝えした、両方のメリットとデメリットを比較して選ぶのもおすすめです。

 

どちらの場合でも、無料で登録できますし、転職活動中に様々なサポートを受けられる、転職エージェントの利用をおすすめします。