飲食店に転職する人必見！通過しやすい履歴書の書き方解説

2022年10月22日

飲食店に就職を希望する方向けに、履歴書の書き方を解説します。

飲食店で働きたいと考えている人は、面接対策だけではなく履歴書の対策が必須になってきます。理由として、飲食店経営者は、料理人やホール担当を雇うとき、まず履歴書をみるからです。

飲食店経営者が「うちの店でこの人を雇いたい！」「この人に働いてもらいたい！」と思える履歴書を作成しましょう。

履歴書ではまず志望動機が必要

飲食店経営者や店長が求職者の志望動機をじっくり読むのは、従業員がすぐ辞めないか、責任感がある人なのかを見極めるためです。 

「この店で働きたい！」と強く思っている人ほど、履歴書・志望動機をしっかり書き対策しましょう。

飲食店の履歴書は5つのポイントを押さえる

飲食店への就職を希望している人が志望動機を書くときに注意しなければならないことは次の5点です。

ポイント1：なぜ飲食店で働きたいのか
ポイント2：どうしてその店で働きたいのか
ポイント3：希望を明確に
ポイント4：スキルや経験があればそれに触れる
ポイント5：採用後なにをしたいのか

この5つを明確に、かつ端的に書けば採用面接に呼ばれる確率が高くなるはずです。
1つずつ解説していきます。

ポイント1：なぜ飲食店で働きたいのかを書く

ほかのどの仕事でもなく、なぜ自分は飲食店で働きたいのかを書きます。
飲食店経営者は、仕事に誇りを持っています。そしてお店の売上を最大化させてくれるような、やる気のある人材に頑張ってほしいと思っています。

したがって、なんでもいいけどとりあえず正社員で働ければいい、という人はあまり採用したくないと思っています。飲食店で働きたい理由を履歴書に書いてみてください。

ポイント2：どうしてその店で働きたいのかを書く

飲食店で働きたいということを書いたら、続いて「なぜこの店で働きたいか」を書きます。

飲食店経営者は強いこだわりをもって自分の店をつくっています。そこで、そのこだわりを見抜いて「～だからこちらの店で働きたいのです」と書けば、その思いは経営者に伝わるでしょう。

ポイント3：希望を明確に書く

飲食店での仕事はさまざまあります。ホールやキッチン、会計や清掃、品出し数えきれません。

しかし、店舗型の場合、ホールかキッチンで分けられている場合も多いので、求人をしっかりみて、どんな募集がされているのか、また自分はどこで働きたいのかをしっかり伝えることが大事になります。

 

ポイント4：飲食店でのアルバイト経験があればそれに触れる

飲食店での仕事はホール、キッチンをはじめ会計や品出しなど多岐にわたるため、これまでに飲食店で勤務したことがある人は、履歴書内でそのことにも触れておきましょう。

 

ポイント5：採用後したいことを書く

もしあなたがその飲食店で採用された場合、してみたい仕事や、挑戦してみたいことを書くと、それを読んだ人は求職者の働く意欲を感じることができます。

これは飲食店経営者に限りませんが、採用する人はバリバリ働いてくれる人を待ち望んでいます。

 

履歴書の志望動機の例文

こちらでは上記の5つのポイントを踏まえた志望動機の例文を紹介します。
ここでは調理担当を希望している方の志望動機の例文を紹介していきます。

志望動機の例文（調理担当）

「私は将来、貴店のような居酒屋を経営してみたいと思っており、キッチン担当で働きたいと考えています。

貴店の魅力は、創作料理であると考えます。店長が東北出身ということもあり、東北の食材にこだわっている点も魅力的ですが、各地の食材の魅力を引き出す創作料理を食べたときに、貴店のようなお店を経営したいと思いました。

私は現在、◯◯店で調理スタッフとして働いており、飲食店での調理経験も豊富だと自負しております。また、インスタグラムなどで投稿されている料理を良くみているので、手順等を教えていただければすぐに即戦力として働けると思います。

1日でも早く仕事を覚えて戦力になりたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。」

 

履歴書の志望動機の記載が重要になるのは、これが採用面接でも重要になるためです。
志望動機に採用担当者が注目することが書かれてあると、採用担当者は「このことについて詳しく聞きたい」と思います。したがって採用面接に呼ばれる確率が高くなりますし、さらに実際の採用面接でもそのことに触れるはずです。

採用担当者に興味を持ってもらうことはとても重要です。なぜなら採用担当者は、一緒に働きたいと思える人を採用するからです。

そして、志望動機を書くことは、採用面接で答えることの予行練習になります。志望動機の記述は自分の想いをまとめる行為なので、頭のなかが整理されるからです。
それで採用面接で伝えたいことを、明確かつ端的に話すことができるようになります。

駄目な履歴書の志望動機の書き方

こちらでは、”良くない志望動機”の書き方を紹介します。書類選考に落ち続けてなかなか採用面接に呼ばれない人は、以下で紹介することを書いていないかチェックしてみてください。

 

理由が漠然としている

「以前にホールを経験しているので、ホールを希望しました」など、応募した理由が漠然としか書かれていないと採用者側は働く意欲を感じることができません。理由をしっかり書くようにすれば、履歴書の通過率もアップするでしょう。

飲食店ビジネスへの理解がない

飲食店は、単に食材を調理して客に提供する場ではありません。経営者は、立地場所、店の外観、内装、照明、掲示物、椅子とテーブル、食材、調味料、調理器具、調理方法、接客などを駆使して客をもてなしています。
「その店で働きたい」と思ったら、自分が特にどこに魅力を感じているのかを分析し、「～だから貴店で働きたいのです」と書くようにしましょう。

まとめ～飲食店の履歴書を楽に書く方法～

飲食店で働くことを希望している人が、履歴書をどのように書いたらよいのかを紹介してきました。履歴書を1人で書くのは、勤めながらだと大変だと思います。そこでおすすめしたいのが、飲食店への就職を目指す人をサポートする就職エージェントの活用です。飲食店就職エージェントは求人情報を伝えるだけでなく、履歴書の書き方や採用面接の受け方も指導してくれるので安心できます！

ぜひ飲食専門の転職エージェントを利用して転職活動を進めてみて下さい。