バリスタは稼げる?給料や年収・手取りを解説!
2022年9月30日
目次
これからバリスタとして働きたい、もしくはバリスタに転職したい、バリスタとして稼ぎたい!という人も多いのではないでしょうか?
大手企業には、カフェが社内に併設されている企業もあり、そこでは選ばれたバリスタが働いています。求人内容もホワイトかつ自分の好きな仕事ができるなんて夢のようですよね。
また、バリスタになるのに絶対に必要な資格等はないので、なろうと思えばだれでもなれる職業だと言えます。
しかし、そこで気になるのがどのくらいの給料・年収や手取り額なのかです。たしかにお客さんと直接かかわるため、やりがいを感じられる職業ではありますが、生活や今後のためにもどのくらいの給料や年収なのかを知ることはとても大切です。
それでは、バリスタの給料や年収、年収を上げる方法やバリスタに向いている人をご説明しましょう。
バリスタの給料や手取り、年収はどれくらい?
バリスタの平均年収は、330万円程度だとされています。
これはチェーン店に勤めた場合の平均年収であり、18万円~25万円程度の手取り額が見込めるでしょう。とはいえ、店舗によって変わるため、18万円~20万円程度の給料になることもあり、場合によっては年収が300万円以下になることも少なくありません。
バリスタは働く場所や勤続年数、スキルなどによって年収が変わっていくのが特徴であり、初めてバリスタとして働く人でも優れたスキルを取得していればある程度年収も高くなるでしょう。
バリスタの給料を上げるにはどうすればいい?
バリスタの給料を上げる方法は、以下の通りです。
・スキルを身に付ける
・転職する
・コンテストで入賞する
・独立開業する
それでは、バリスタの年収を上げる方法についてご説明しましょう。
バリスタのスキルを身に付けて、給料を上げる
給料や手取り額、年収を上げたいなら、スキルや技術を身に付けることが重要です。
バリスタは基本的に専門的な技術があってこそ働ける職業なので、何もスキルや技術がない状態ではその分年収も抑えられてしまうでしょう。
正社員であっても未経験や経験が浅い状態では年収が300万円を切ることも少なくありません。したがって、スキルや技術を積極的に身に付けることが何よりも大切です。
経験を積み重ねた上でスキルや技術を身に付けることによって、年収を上げることができるでしょう。場合によっては年収500万円以上稼ぎ出すこともできるため、とにかく研鑽を積み重ねてステップアップしていくのを目標にするのがおすすめです。
バリスタとして給料を上げるために、転職する
現状、現在働いているバリスタであまり年収が上がらない、もしくは年収が低いと感じるのであれば転職するのがおすすめです。
バリスタの採用活動を行っている店舗や企業は少なからずあるので、自分の経験やスキル、技術を正当に評価してくれるところに転職すると良いでしょう。
年収だけでなく、待遇面や福利厚生などもしっかりしているかチェックすることが大切です。
店舗や企業によって待遇や福利厚生が違う以上、どの店舗や企業なら安心して働き続けられるかどうかも忘れてはいけません。
バリスタのコンテストで入賞して、給料を上げる
バリスタで年収を上げるには、様々なコンテストに入賞する方法が挙げられます。
バリスタにもコンテストが開催されることがあり、そこで入賞すれば確かなスキルや技術を持つバリスタとして強くアピールすることができます。コンテストに入賞した経験を持っている人であれば、店舗や企業側も優遇してくれるでしょう。
腕のいいバリスタが在籍している店舗として強くPRできるため、あとは身に付けているスキルや技術を現場で発揮できるようになれば年収が上がりやすくなります。
バリスタとして、独立開業して給料を上げる
バリスタの資格を持っている、バリスタのコンテストに入賞している、バリスタとして働いた年数が長いといった腕に自信があるバリスタであれば、独立開業するのも手です。
独立開業することによって、勤務していた時よりも年収を大幅に上げることができます。上手く経営できれば年収1,000万円以上稼ぎ出すことも夢ではありません。
しかし、独立開業するにあたって最も注意しておきたいのが、軌道に乗るまでが大変なのと、稼いでいる状況をいかに維持できるかです。
独立開業は単にバリスタとしての実力さえあればいいというわけではなく、自分の店を経営するということを忘れてはいけません。経営的なセンスはもちろん、集客や宣伝活動なども必要です。
バリスタとしての腕があっても、上手く集客することができずに閉店してしまうケースも少なくありません。いずれ独立することを考えているのであれば、今からでも経営について勉強することが大切です。
バリスタとして給料が上がりやすい人の特徴は?
バリスタで年収を上げたいといっても、バリスタに向いている人と向いていない人がいます。
自分がバリスタに向いているのかどうかで、仕事の続けやすさなどに影響してくるでしょう。
バリスタに向いている人は、以下の通りです。
・コーヒーが好き
・人と関わるのが好き
・将来自分のお店を持ちたいと思っている方
・おしゃれな空間で働きたい人
それでは、バリスタに向いている人についてご説明しましょう。
コーヒー好きな人は、バリスタとして給料が上がりやすい
とにもかくにも、バリスタはコーヒーが好きでなければ上達することも長続きすることもないでしょう。
バリスタはコーヒーと常に共にある職業であり、コーヒーが好きでなければ年収を上げることもままなりません。コーヒーを飲むのが好きだったり、コーヒーを飲む時間が好きだったりと、コーヒーが好きな理由は何でも良いです。
大事なのは、自分が納得できる美味しいコーヒーをお客に飲んでもらいたいという気持ちです。コーヒーが好きなのであれば、より美味しいコーヒーを作って提供できるように、様々な知識を積み重ねることも厭わないでしょう。
どんな豆でコーヒーを淹れるとどんな味になるのか、豆の挽き方など、コーヒーをとことん深く知ろうとするほど好きな人であれば、バリスタに向いていると言えます。
人と関わるのが好きな人は、バリスタとして給料が上がりやすい
バリスタは様々なお客の好みに合わせてコーヒーを提供するだけでなく、お客の話し相手になることもあります。
まずはお客とコミュニケーションをとってヒアリングを行い、それぞれのお客の要望に合ったコーヒー豆を提案していきます。コーヒーを提供した後もお客と他愛ない会話をすることもありますし、接客もバリスタの大事な仕事です。
人と関わるのが好きな人ならバリスタとしてやっていけるでしょう。
お店を持ちたいは、バリスタとして給料が上がりやすい
将来的に自分の店を持ちたいと思っている人はバリスタに向いているでしょう。
バリスタとして勤務し続けるのもアリですが、実力や経験を積み重ねた時、自分の味で勝負したいという人もいます。
自分の味で勝負できるお店を持つことで自信にも繋がりますし、順調に経営できれば年収をグッと上げることもできるでしょう。
いずれバリスタとして独立開業したいと考えている人に向いている職業だと言えます。
おしゃれな空間で働きたい人は、バリスタとして給料が上がりやすい
バリスタが働く場所は基本的におしゃれな空間となっているため、おしゃれな空間で働きたいという人に向いています。
バリスタとして働き続けるには、店舗の雰囲気も疎かにしてはいけません。居心地の良い空間なのか、働きやすい空間なのか、やりがいが感じられる雰囲気なのかなど、空間の雰囲気はモチベーションを左右する重要な要素です。
自分にとって働きやすいオシャレな空間かどうかチェックしましょう!
バリスタの給料から見るまとめ
バリスタは、コーヒー好きにとって夢のような職業であり、自分の淹れたコーヒーでお客が喜んでくれる、とってもやりがいのあるお仕事です。
未経験者や経験が浅い人がバリスタとして働く場合だと年収は低めになりますが、経験を積んだりスキルや技術を身に付けたり、コンテスト入賞などの実力を示すことができれば自ずと年収も上がっていきます。
いずれは独立開業を目指したいなら、バリスタの知識や経験だけでなく、経営スキルなどもしっかりと身に付けましょう。